[ ICT ]
(2018/2/9 13:30)
利用者数の伸びは鈍化したものの動画広告の寄与により、上場以来初の利益を計上した(ツイッター本社、サンフランシスコ=ブルームバーグ)
【シリコンバレー時事】短文投稿サイトを運営する米ツイッターが8日発表した2017年10-12月期決算は、純損益が9107万ドル(約99億円)の黒字(前年同期は1億6705万ドルの赤字)となり、13年の株式上場以来、初めて利益を計上した。トランプ大統領ら多くの有名人が愛用し、知名度は高いが、業績は赤字続きだった。
売上高は、動画広告が寄与し、1年ぶりの増加。特に日本は34%の大幅増となった。ただ、利用者数の伸びは勢い不足。月に1回以上利用した人は3億3000万人と1年前より4%増えたものの、7~9月期からは横ばいだった。
21億人が利用する交流サイト(SNS)最大手フェイスブックと比べると収益力の差は歴然としている。
(2018/2/9 13:30)