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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/2/27 05:00)
「経験をフル活用して新しい挑戦をサポートしていく」―。日産自動車が、日系自動車メーカーとして初参戦する電気動車(EV)レース「FIAフォーミュラE選手権」について、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ、横浜市鶴見区)の片桐隆夫社長は、万全の体制で挑むことを宣言した。日産とニスモは3月にスイスで開かれる「ジュネーブ国際自動車ショー」で車両カラーリングやチーム体制などを公開する。
フォーミュラE選手権は独アウディや英ジャガーのほか、独メルセデス・ベンツ、ポルシェなどが参戦を表明し、世界的に注目されているレース。日産は12月ごろに開幕するシーズン5でデビューする。同シーズンからはバッテリーやモーターが一新される予定。片桐社長は「EV『リーフ』で培った技術をレースの世界で試す絶好の機会」と話す。
2018年モータースポーツ活動計画では「スーパーGT・GT500」クラスで、日産系チーム体制やドライバーラインアップの強化を実施。18年型「GT―RニスモGT500」は空力性能やエンジン出力を向上させた。
(2018/2/27 05:00)