[ 新製品 ]
(2018/3/9 05:00)
ヤマハ発動機は電動アシストスポーツ自転車「YPJ」シリーズに舗装路用ロードバイクなど4モデルを追加し、6月11日から順次発売する。発進、加速、巡航、登坂全てのシーンでライダーの動きを助けるドライブユニットや容量500ワット時クラスの電池を搭載。力強く快適に走れる。年間3000台の販売を目指す。
「YPJ―ER」(税込み価格34万5600円)と「同―EC」(同28万800円)は通勤から余暇まで幅広く使えるロードバイク。「同―TC」(同32万4000円)は「同―EC」に前輪サスペンションや、荷物を入れる袋をセットできるリアキャリアなどトレッキングバイクの装備を充実。より長距離を走る人に適した設計とした。3モデルともドライブユニット「PWシリーズ SE」を採用。五つの走行モードを選べる。これらは6月11日に発売する。
マウンテンバイク「同―XC」(同37万8000円)は7月18日に発売。ドライブユニット「PW―X」のエクストラパワーモードは、ペダリングに素早く反応して動きを補助。オフロードの坂道から都市部の舗装路まで1台で対応する。
同社の調べによると、電動アシスト自転車の2017年の総需要は約62万台。利用者は子どもを連れた主婦や学生が多く、自転車を趣味として楽しむ層の開拓が課題という。砂川光義SPV事業部事業部長は「計6モデルのYPJシリーズで新たな遊びと生活様式を提供し、新しい顧客を開拓していきたい」と話した。
(2018/3/9 05:00)