[ 科学技術・大学 ]

実験スペース費、研究特性で単価調整 東工大が19年度に新手法

(2018/3/15 05:00)

東京工業大学は、研究室の維持管理費の一部を教員が支払う「スペースチャージ」(維持管理費)制度を変更、実験スペースが必要な生命系とパソコン中心の情報系といった部局(学部・研究科に相当)特性に応じ単価を調整できるようにする。さらに外部資金獲得で新たにスペースを使う場合は、周辺の市場価格と同等の課金とする。これによってキャンパス間での研究室移動を促していく。2019年度に始める。

東工大は施設維持管理費のうち、国の予算で不足する分の試算に基づき、同制度を17年10月に始めた。教員・学生が使う研究室25平方メートル1単位が現在年4万円で、19年度からは6万円を教員が支払う。

1研究室で使用する平均は6単位程度だ。有料化を通じ、教員に有効活用していない研究室を手放してもらうことで、戦略的に使える学長裁量スペースの増加を図ることが目的だ。

さらに19年度からは、研究分野により異なるスペースの必要...

(残り:305文字/本文:705文字)

(2018/3/15 05:00)

※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。

Journagram→ Journagramとは

大学・産学連携のニュース一覧

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン