[ 環境・エネルギー ]

日通、CO2排出量 30年度めど3割減 次期中計に環境投資計画

(2018/3/15 05:00)

日本通運は二酸化炭素(CO2)排出量抑制の環境経営目標で、売上高当たりの原単位目標の導入を決めた。昨春に設定した総量目標と同様、2030年度までに13年度比30%減を掲げて4月1日から運用する。今後の事業成長や市場縮小にかかわらず、目標に実効性を持たせる狙い。19年度を初年度とする次期中期経営計画に、環境投資の実行計画を織り込む方針で、施策の洗い出しを急ぐ。

日本通運は売上高100万円当たりの年間CO2排出量を、13年度の約469キログラムから30年度に約328キログラムまで減らす。30%減の目標は、国が地球温暖化対策の中期目標とする26%減を上回る。

日通の事業活動におけるCO2排出は内航船、トラック、施設で約9割を占める。16年度は設備更新などを含む環境対応に70億円強を投じた。今後は投資額を上積みするほか、投資回収期間を念頭に置きながら、効果的かつ計画的に進める。

内航船では省...

(残り:285文字/本文:685文字)

(2018/3/15 05:00)

※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。

Journagram→ Journagramとは

建設・エネルギー・生活1のニュース一覧

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

↓もっと見る

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン