[ 地域経済 ]
(2018/3/21 09:00)
宇都宮市は20日、栃木県芳賀町などと取り組む次世代型路面電車(LRT)整備事業について、国土交通省から軌道工事に必要な「工事施行認可」を取得したと発表した。市などは月内にも着手する方針。全線新設のLRT整備は全国初で、2022年3月の開業を目指す。
認可を受けるのは、JR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの14.6キロメートル。事業費は約458億円を見込んでいる。
佐藤栄一市長は認可取得後に記者会見し「実現に向けた大きな一歩。全国に誇れる事業となるよう取り組みたい」と強調。財政面で支援を表明している栃木県の福田富一知事は「成功に向け、着実に事業を進めてもらいたい」とのコメントを出した。(時事)
(2018/3/21 09:00)