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[ 科学技術・大学 ]
(2018/3/21 15:00)
防衛省は20日、自衛隊の部隊運用に使う独自のXバンド通信衛星「きらめき1号」を、4月6日に南米フランス領ギアナから打ち上げると発表した。
きらめき1号は2016年に打ち上げるはずだったが輸送中に損傷し、延期していた。打ち上げは4月6日午前6時34分(日本時間)を予定している。欧州宇宙大手アリアンスペース社がロケットで打ち上げる。
1号機に先立ち「きらめき2号」が17年1月に鹿児島県・種子島で打ち上げられ、同4月より運用されている。きらめき3号は22年度中の打ち上げを予定している。3機の事業費は総額約2027億円(見込み)。
「きらめき」は、Xバンドと呼ばれる周波数帯を使用する衛星で高速、大容量通信に優れる。防衛省が保有・運用し、陸海空3自衛隊間の衛星通信が可能になるほか、海外に派遣した部隊との通信能力が向上する。(時事)
(2018/3/21 15:00)