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[ 科学技術・大学 ]
(2018/3/27 20:00)
改良「2号機」公開
北海道大樹町のベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」は27日、同社が開発している観測ロケット「MOMO(モモ)」2号機を同町の発射場で公開し、4月28日に打ち上げると発表した。4月29日から5月5日までを予備日に設定している。
2017年7月に初めて打ち上げたモモ1号機は目標の高度100キロメートルに届かなかった。経験を踏まえ2号機はロール(回転)の制御方式を変更したほか、尾翼の構造を見直すなど機体を強化した。
稲川貴大社長は「リベンジ戦に向けて一つひとつの部品を確実に作り、丁寧に作業している」と説明。出資者の堀江貴文氏は「前回の課題はクリアされ、不安はない」と自信を示した。
高度100キロメートルを達成すれば、民間企業主導によるロケットとしては国内で初めてとなる。(時事)
(2018/3/27 20:00)