パトライト、積層信号灯 ＵＳＢ接続で給電・制御

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【東大阪】パトライト（大阪市中央区、高野尚登社長、０６・７７１１・８９５０）は、積層信号灯「ＬＲ６」シリーズでパソコンなどとＵＳＢで接続して給電・制御できるタイプ（写真）を発売した。組み立てセルやプログラマブルロジックコントローラー（ＰＬＣ）がない装置、セルフレジなどでの用途拡大を進める。価格は３万６０００円（消費税抜き）。初年度１万台の販売を目指す。

ブザー音は連続やパターンなど４種、１３音階から自由に設定できる。パソコンへの専用ドライバーのインストールは不要。従来品は、数値制御（ＮＣ）工作機械やＰＬＣが組み込まれた装置に直接配線していた。パソコン管理するラインや現場への導入は変換モジュールが必要で、ユーザーの手間やコストが普及の壁だった。

現場データをリアルタイムで収集する詰め所やオフィスのパソコンにつなぎ、トラブルなどの状況を見える化するツールとしての用途も見込む。