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[ 建設・住宅・生活 ]
(2018/4/6 05:00)
大林組は5日、富士フイルムの人工知能(AI)画像解析技術と特殊な高性能カメラの画像を活用し、コンクリート表面のひび割れ幅と長さを高精度、短時間に自動検出する手法を確立したと発表した。大林組のノウハウを組み合わせ、撮像素子サイズが大きい高性能カメラが、ひび割れ検出でAI画像解析技術と相性が良いことを見いだした。従来より作業時間とコストを大幅削減できるため、コンクリート構造物の初期点検に利用する。
実際に土木構造物に試験適用したところ、幅0・05ミリメートル以上のひび割れを100%検出し、近接目視の計測との適合率が90%以上であることを確認した。撮影した写真はクラウドネットワーク上に送り、数分で検出する。幅4・5×高さ2×長さ25メートルのボックスカルバート内部での試験適用では、近接目視による点検作業に比べて作業時間を4分の1に削減できた。
また、特殊な高性能カメラを利用することで、最大約...
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(2018/4/6 05:00)
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