[ オピニオン ]
(2018/4/19 05:00)
サッカーのワールドカップ(W杯)まであと2カ月。ハリルホジッチ氏の監督解任で揺れた日本サッカー界だが、これまでチームを支えてきた有名選手の代表復帰が見込まれている。
3回目のW杯を目指す本田圭佑氏もその一人だが、彼がスポーツ施設運営のコンサルティングを手がけるNow Do(ナウ・ドゥ、大阪府吹田市)の社長を務めているのをご存じだろうか。
同社はスポーツをテーマにしたマッチングサービスも手がけている。スポーツを習いたい人が都合のいい時間に教えてくれるトレーナーをサイト上で見つけ、場所や時間を決めて実施する仕組みだ。まずサッカー(フットサル)でのマッチングに向け関東でサッカーを教えるトレーナーとサッカー施設の登録を始めた。
本田氏の狙いは引退したスポーツ選手の新たな雇用機会の創出。Jリーグの平均引退年齢は25歳程度とされる。転職を余儀なくされた多くの引退選手たちが、トレーナーとして同サービスに登録してもらえば彼らの第二の人生を支援できる。
このサービスにKDDIが参画。通信とライフデザインの融合でさらなる成長を目指すKDDIが本田氏との連携で“ワクワク”を提供できるか。W杯とともに注目したい。
(2018/4/19 05:00)