[ ロボット ]
(2018/4/26 05:00)
【独ハノーバー=平岡乾】パナソニック子会社のATOUN(アトウン、奈良市、藤本弘道社長、0742・71・1878)は、9月をめどに作業負担を軽減できるパワーアシストスーツで欧州市場に参入する。欧州は日本と同様、物流や介護といった分野の人材定着に課題を抱え、作業負担を軽減する要望が根強い。最新鋭のパワーアシストスーツを提案し、需要を取り込む。初年度に500台の販売を目指す。
このほど日本で発売した新機種「アトウン モデルY=写真」を、欧州の物流や介護向けに投入する。モデルYの欧州投入までに、欧州連合(EU)の工業規格「CEマーク」を取得し、保守体制を整える。販売はパナソニックのほか、アトウンに出資する三井物産とも連携する。
アトウンは1年以上前から、欧州市場参入を模索してきた。新機種は従来機種に対し、重量を約4割減らして4・4キログラムに軽量化したほか、価格も抑えたという。欧州市場で競争力を十分発揮できると判断した。
(2018/4/26 05:00)
機械・ロボット・航空機1のニュース一覧
- テラサワ、膜式廃液分離装置を小型化 設置面積2割超削減(18/04/26)
- アトウン、パワーアシストスーツで欧州参入 物流・介護に照準(18/04/26)
- インタビュー/三菱重工エンジニアリング社長・小林繁久氏、エンジ事業深掘りへ(18/04/26)
- ボトル充填ライン、AIで安定稼働 オムロンがロボシステム(18/04/26)
- オムロン、研究開発の子会社設立 新規事業創出を加速(18/04/26)
- 解説/アマダの北米投資 次の半世紀占う試金石(18/04/26)
- 中遠熱処理技研、金属熱処理で新工場棟 輸送用機器向け好調(18/04/26)
- 住重、バイオマス発電設備受注 バイオパワー苅田から(18/04/26)