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[ エレクトロニクス ]
(2018/4/27 14:00)
半導体の受託生産で世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が台湾・新竹にある生産施設の拡大に向けて4000億台湾ドル(約1兆5000億円)を投じる方針を明らかにした。世界のスマートフォン市場が減速する中、勢いを取り戻すことを目指す。
TSMC広報担当者の孫又文氏は電話取材に対し、この投資計画はなお予備段階にあり、用地の確保や環境評価に関する作業に向けた台湾当局の支援がまだ必要だと説明。新竹にはTSMCが本社や主要生産施設を置き、最先端の半導体技術を構築する研究開発センターもある。
TSMCが先週公表した4-6月(第2四半期)の売上高見通しはアナリスト予想を大きく下回り、米アップルやSTマイクロエレクトロニクスなどテクノロジー銘柄が大幅に下げていた。(ブルームバーグ)
(2018/4/27 14:00)