[ 政治・経済 ]
(2018/5/4 13:00)
米国防総省は、軍関係者向けの小売店における中国企業2社のスマートフォンの販売を取りやめたことを明らかにした。同省は、2社のスマートフォンが軍の人員や活動という面で安全上のリスクをもたらすと警告していた。
世界各地にある米軍関係者向けの小売店では、かみそりやラップトップ型パソコンなどさまざまな商品を販売しているが、華為技術(ファーウェイ)ならびに中興通訊(ZTE)製の携帯電話や関連製品は今後取り扱わない。
国防総省のイーストバーン報道官は2日の声明で、「ファーウェイとZTEの端末は省の人員や情報、任務にとって容認し難いリスクをもたらす恐れがある」と指摘。「国防総省は状況を精査しており、追加の指針を示す必要があるか否かを決定する」と続けた。(ブルームバーグ)
(2018/5/4 13:00)