- トップ
- エレクトロニクスニュース
- 記事詳細
[ エレクトロニクス ]
(2018/5/16 16:00)
【華城(韓国)ロイターES=時事】韓国のサムスン電子は、中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)を含む複数のスマートフォン(スマホ)メーカーとモバイル端末向けチップの供給について協議している。米クアルコムとの直接競争がさらに激化するとみられる。
サムスンの稼ぎ頭は基本的なメモリーチップだが、多角化に向けモバイル向けプロセッサーや画像センサー、自動車向けチップなどのロジックチップ(論理回路を組み込んだICチップ)の開発を強化している。
サムスンはスマホ「ギャラクシー」シリーズに自社製プロセッサー「Exynos(エクシノス)」を搭載しているが、他には1社しか採用していない。
サムスンのロジックチップ開発責任者は、すべてのOEM(相手先ブランドによる生産)委託メーカーと協議しているとし、Exynosの新たな販売先を来年上半期に発表する見込みだと述べた。
(2018/5/16 16:00)