[ 機械 ]
(2018/5/17 05:00)
【ファナック、エッジでの高度な深層学習実現】
ファナックは現場の機器のデータを収集分析し、生産性の向上などを実現できるIoT(モノのインターネット)基盤「FIELD system=写真」を出展。他社に先駆け運用をはじめた同基盤の第2版では、画像処理半導体(GPU)を搭載可能とし、エッジでの高度な深層学習を実現。各社のクラウドとの連携も可能にした。
【シンフォニアテクノロジー、圧電バルブシステムなど5点】
シンフォニアテクノロジーはエア流量をデジタル制御し、従来の絞り弁による手動の流量調整に比べて高い再現性を確保した圧電バルブシステム「DIGIVAL」など5点を出展する。初出展は省スペースで高効率な「工場排水用高濃度オゾン溶解反応システム=写真」と、セル生産にIT技術を融合した「デジタル屋台システム」。
【昭和飛行機工業、AGV向けワイヤレス自動充電】
昭和飛行機工業は無人搬送台車(AGV)用ワイヤレス自動充電システム「SIPS―1000A=写真」を出展する。バッテリー交換を排除し、AGVの連続稼働を実現する。簡便な搭載性やワイヤレス給電による安全性・メンテナンス性が評価され、自動車メーカーなどに採用されている。
【IHI回転機械エンジニアリング、小型バイナリー発電装置披露】
IHI回転機械エンジニアリング(東京都江東区、03・6703・0350)は小型バイナリー発電装置「ヒートリカバリーHRシリーズ=写真」を出展。70度―95度Cの温水や蒸気を利用して発電する。工場廃熱や温泉施設などの未利用エネルギーから発電可能。再生可能エネルギーの普及にも貢献する。
【コネクシオ、IoT短期構築ソリューション】
コネクシオはIoT(モノのインターネット)システムを短期間で構築できる「Smart Ready IoTソリューションテンプレート」を出展する。開発者は商用実績を持つ機器やソフトウエアをテンプレートとして利用できるので、開発期間を大幅に短縮できる。振動や音、湿度の「異常検知」デモなどを展示する。
(2018/5/17 05:00)