[ ロボット ]
(2018/5/18 05:00)
日立製作所と日立プラントメカニクス(山口県下松市)は17日、ファナック製ロボットを搭載した単腕の産業用ロボット自律走行装置「HiMoveRO(ハイモベロ)」を10月に発売すると発表した。可搬質量は従来機に比べ約2倍の7キログラム。従来のハイモベロは双腕で各腕の可搬質量が1・5キログラムだった。
最新モデルは従来機より重いモノを持ち運べるため、部品や商品が入ったコンテナの搬送、段取り替えなどの作業にも対応できる。コントローラーは従来機と共通で、最新モデルと従来機を組み合わせて使用可能。
従来機は医薬・医療の研究開発や電子部品の組み立て・検査などに採用されていたが、可搬質量を増やして用途を拡大した。システム構築を含めた価格は従来機と同程度の2000万―3000万円で提案する。
(2018/5/18 05:00)