【電子版】ポルシェ、初のEV「ミッションE」 20年に日本投入

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  Mission E（ポルシェジャパン提供）

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  Mission E（ポルシェジャパン提供）

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  Mission E（ポルシェジャパン提供）

　独ポルシェの日本法人は28日、同社として初の電気自動車（EV）「ミッションE」を2020年に日本で発売すると発表した。静止した状態から3.5秒未満で、時速100キロメートルに達する高い加速性能が特徴。高級スポーツカーの代名詞であるポルシェも、世界的な環境規制の強化を受けてエコカーシフトを進める。

　ミッションEは600馬力のモーターを搭載した4ドア車。1回の充電で最長500キロメートル以上を走行できる。七五三木敏幸社長は「（既存のポルシェ車とは）コンセプトが全く違う」と述べ、新たな顧客層を開拓する考えを示した。価格は未定で、欧米では19年に発売予定。

　ポルシェは既に外部電源から充電できるプラグインハイブリッド車（PHV）を日本でも投入している。新たに発売するEVとPHVを合わせ、25年の世界販売に占めるエコカーの割合を5割に引き上げる計画。（時事）