三菱マテ、銅スラグ骨材でJIS不適合品出荷 認定取り消し

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  直島製錬所（同社サイトより）

三菱マテリアルは８日、直島製錬所（香川県直島町）で生産する銅の副産物を活用したコンクリート用骨材（銅スラグ骨材）について、日本工業規格（ＪＩＳ）に適合しない製品を誤って適合品として出荷していたと発表した。調査対象は２０１５年１月から１８年５月３０日までの納入分で、試験時のミスが主因。安全性の確認作業が継続中のものもある。

認証機関の日本品質保証機構（ＪＱＡ）は同日、直島製錬所の品質管理体制に不備があるとして、同骨材のＪＩＳ認証を取り消した。

子会社の品質不正を受けて実施した臨時の社内監査と、その後のＪＱＡの審査で問題が見つかった。