【電子版】米グーグル、AI技術を武器には使わない 新指針を公表

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  米グーグル本社（カリフォルニア＝ブルームバーグ）

【サンフランシスコ＝ロイターES・時事】米グーグルは7日、人工知能（AI）のソフトウエアを武器や不当な監視行動に利用することを認めないとする新指針を発表した。

　グーグルは小型無人機（ドローン）の映像で標的を特定するAI技術の開発で米軍と提携。これを受けて数カ月前から、グーグル社内で数千人規模の反対運動が起きていた。

　スンダー・ピチャイ最高経営責任者（CEO）はブログへの投稿で、サイバーセキュリティーや米兵採用、捜索救助活動などにAI技術を活用する契約を政府から受注していく考えを表明。「武器用のAIの開発はせず、その他のさまざまな分野で政府や軍との提携を継続する方針を明確にしたい」と述べた。