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[ 科学技術・大学 ]
(2018/6/12 13:00)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、10月に探査機が打ち上げられる日欧共同の水星探査計画「ベピ・コロンボ」のうち、日本が担当する水星磁気圏探査機(MMO)の愛称を「みお」に決めた。2月からの一般公募に応じた約6500件の中から選定した。
JAXAによると、命名の由来は、船が通った後に水面に残る航跡の「澪(みお)」。過去の研究開発の道のりを示すとともに、水星に向けた飛行の安全を祈念する意味も込められているという。
ベピ・コロンボは、水星の磁場や磁気圏を観測するMMOと、欧州が開発し、表面や内部の観測を行う水星表面探査機(MPO)の2機で構成。今年10月に南米フランス領ギアナからアリアン5ロケットで一緒に打ち上げられ、7年後の2025年に水星周回軌道に到達し、約1年間の観測をする。(時事)
(2018/6/12 13:00)