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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/7/18 16:30)
【ニューヨーク=時事】小売り世界最大手の米ウォルマートは17日、米マイクロソフト(MS)と5年間の戦略的提携で合意したと発表した。商品や顧客のデータ分析などにMSのクラウドサービスや人工知能(AI)技術を活用し、米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムに対抗する。
ウォルマートのマクミロン最高経営責任者(CEO)は声明で「テクノロジーで顧客の買い物を便利にし、従業員が最高の仕事をできるようにする」と説明。自社通販サイトのシステムの大部分をMSのクラウドサービスに移行させることも明らかにした。
ウォルマートは、傘下の西友の売却を検討するなど世界的な事業再編を進め、アマゾンに対抗する構え。一方、MSもクラウド事業で先行するアマゾンに追い付こうと、他社との提携を拡大している。
(2018/7/18 16:30)