【電子版】北米自動車ショー、20年から6月開催に

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  2018北米国際自動車ショーで展示されたGMの2019年モデル「シボレー・コルベットZR1」（1月16日、ミシガン州デトロイト＝ブルームバーグ）

【ニューヨーク＝時事】米ミシガン州デトロイトで毎年1月に開かれる世界有数の自動車見本市、北米国際自動車ショーが、2020年から6月開催に変更される。ショーの主催団体が23日、発表した。

　1月のデトロイトは降雪や氷点下になることも多い。気候が穏やかな6月であれば新技術体験や試乗会といった会場外のイベントが可能で、同団体は新たな集客ツールにしたい考えだ。また、人件費が高いクリスマスシーズンに準備してきた出展企業はコストを削減できる。

　近年は1月に米ラスベガスで開かれる家電・IT見本市「CES」に注目が集まり、自動運転などの最新技術の披露の場にCESを選ぶメーカーが増加。独BMWやダイムラーは来年の北米ショーに出展しないことを決めている。時期をずらしてショーの存在感を高める狙いもありそうだ。