型技術９月号／ＣＮＣ・ＣＡＭに見る５軸加工の進化

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日刊工業新聞社が１６日に発行する「型技術９月号」は、「最新のＣＮＣ・ＣＡＭに見る５軸加工の進化と活用動向」を特集する。

５軸加工を活用した金型製造が注目を集めている。最近は、５軸加工に用いられるハードやソフトの技術開発も進み、位置決め５軸加工に加え、Ｘ・Ｙ・Ｚの直線軸と旋回２軸を同時に動かす同時５軸加工の金型適用例も出始めている。

特集では、５軸加工高度化の決め手となるコンピューター数値制御（ＣＮＣ）とＣＡＭ（コンピューター利用製造）の最新技術や５軸加工機ユーザーの取り組みを紹介した。

総論として金型の５軸加工適用に役立つＣＮＣやＣＡＭ、特殊工具の技術動向を解説した。

事例としてＣＮＣ４社、ＣＡＭ３社を取り上げ、直線軸と回転軸を高精度に同期させる技術や加工前のシミュレーション技術、３軸加工用パスから５軸加工用パスへの変換機能などを紹介した。さらに、４社のユーザー事例を通じ、金型の５軸加工で精度を保つためのポイントや活用のメリット、課題を明らかにした。