[ 地域経済 ]
(2018/8/28 14:00)
レインボータワーの解体工事を前に行われた安全祈願祭(27日、新潟市=時事)
新潟市のシンボルとして、45年間にわたり市民に親しまれてきた展望塔「レインボータワー」が解体されることになり、27日、解体工事を前に「安全祈願祭」が行われた。
タワーを所有する新潟交通の役員や工事関係者ら14人が参加し、工事の安全を願った。
1973年に開業したレインボータワーは、高さ100メートル。虹色に塗られ、展望客車が上下したり、回転したりして市街を一望できた。2011年の東日本大震災後、耐震上の問題から展望台としての役目を終え、隣接する商業施設のリニューアルを機に解体することとなった。
地元の中年女性はタワーを見上げながら、「子どもが乗ったことがあった。残念だけどしょうがないんだろう」と惜しんだ。(時事)
(2018/8/28 14:00)