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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/9/2 07:00)
家具大手のイケア・ジャパン(千葉県船橋市)は、プラスチック製ストローを廃止すると発表した。2020年までに使い捨てプラ製品の国内販売を取りやめ、ストローは紙製での代替を検討する。プラ製ストロー廃止の動きが国内でも広がりつつある。
廃止するプラ製品は、ストローのほか、ゴミ袋、フリーザーバッグ、ペット用トイレバッグ、製氷バッグ。同日東京都内で開いた事業戦略説明会でヘレン・フォン・ライス社長が明らかにした。欧州のイケア本社の発表を受けた措置で、在庫がなくなり次第取り扱いを中止する。
廃棄されたプラスチック製品は海洋汚染の原因になるとして、使用を取りやめる動きが世界的に広がっている。
プラ製ストローについては、米コーヒーチェーン大手スターバックスが20年までに全世界の店舗で取りやめると発表。国内でも、外食大手すかいらーくホールディングスが傘下のファミリーレストランなどの全店舗で20年までに廃止する方針を発表している。(時事)
(2018/9/2 07:00)