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[ 環境・エネルギー ]
(2018/9/10 22:00)
週明け10日の北海道では、北海道胆振東部地震による大規模停電がほぼ解消され、企業活動が再開に向けて動きだした。電力需要の増加を受けて、北海道電力は企業や家庭に2割の節電を要請。16時台の節電率は15・4%だった。電力需給ひっ迫に備え、計画停電の準備を進めているが、11日に続き、12日も実施を見送る。
道内最大の火力、苫東厚真火力発電所(厚真町)は運転を停止したままだ。
経済産業省は、需要が増える平日8時半から20時半までを「節電タイム」に設定。道内の企業などに節電を呼び掛けるステッカーやポスターを配布した。北海道電は10日から節電率を随時開示し、協力を求めている。
電力供給の余力が1%未満になると予想される場合、道内を60グループに分け、1回2時間程度、電気を止める計画だ。実施されれば、東日本大震災直後の2011年3月に首都圏で行われて以来になる。(時事)
(2018/9/10 22:00)