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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/9/13 17:30)
米ボーイングのデニス・マレンバーグ最高経営責任者(CEO)は、利益率の高い「737」機について、2019年の増産延期観測を否定した。同社は生産上の障害の解消に取り組んでいる。
来年に生産ペースを過去最高の月産57機に引き上げることは、より確実になる見通しだと、同CEOはモルガン・スタンレーの会議で発言。それまでに組み立てられる737型機の大半が「737MAX」の新型モデルになるためだと説明した。これは今年の割合40-45%を上回る。
その一方で、同CEOは「増産に取り組むと同時にモデル移行の途上にあることで、サプライチェーン全体にとって幾分か複雑さが増している」とも認めている。6月にボーイングとサプライヤーが月産52機のペースに移行して以来、エンジンなどの部品を待つ未完成のジェット機が増加している。(ブルームバーグ)
(2018/9/13 17:30)