[ ICT ]
(2018/9/20 14:30)
ソースコードのバージョン管理ツールを手掛けるギットラボは、一連のツール拡充に必要な資金を賄うため、1億ドル(約112億円)を調達したことを明らかにした。同社はマイクロソフト傘下ギットハブと市場シェアを争っている。
広報担当者によると、今回の資金調達でギットラボの企業価値は10億ドル強と評価され、同社はデジタル業務管理市場で新たな「ユニコーン」(企業価値10億ドル以上の新興企業)となった。米アルファベットのベンチャーキャピタル部門GV、アイコニック・キャピタル、コースラ・ベンチャーズが今回の資金調達ラウンドに参加した。
ギットラボはインテル、アリババ・グループ・ホールディング、ナスダックなどの顧客を抱える。マイクロソフトが6月にギットハブ買収で合意した後、ギットラボのユーザーが急増。ギットハブやギットラボなどのオープンソースツールに過去に批判的だったマイクロソフトがギットハブを変えてしまうのではないかと一部のプログラマーの間で懸念が広がった。(ブルームバーグ)
(2018/9/20 14:30)