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(2018/10/15 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発行する「型技術11月号」は、「材料・金型・成形例から見る光学系部品の最新技術動向」を特集する。レンズに代表される光学系部品の材料・金型・成形技術のトレンドを、技術解説や開発事例、企業リポートなどを通じて網羅的に紹介する。
総論は、「光学機器・光学デバイス関連の市場動向」について富士キメラ総研(東京都中央区)第一部門の大根田諒氏が執筆する。「イメージング&センシング」「光通信」「発光ダイオード(LED)」「レーザー加工」「拡張現実(AR)・仮想現実(VR)表示機器」の主要5分野について、今後の市場を予測。各分野でのプラスチックレンズやガラスレンズの採用状況にも触れる。
続いて中部大学工学部機械工学科の鈴木浩文教授が、ガラスレンズ成形型を製作するために必要な高硬度難削材の超精密切削・研磨加工について解説する。事例では、レンズに適した樹脂材料やレンズ金型の加工に用いる微細加工機、高精度な射出成形機など最新ツールを取り上げる。微細加工技術を武器にレンズ金型分野に挑戦するメーカーも紹介する。
(2018/10/15 05:00)