[ 政治・経済 ]
(2018/10/12 18:30)
最新鋭ステルス戦闘機F35が米国内で墜落し、米軍が全機の運用を停止していることを受け、航空自衛隊は12日、空自三沢基地(青森県)に配備している9機のF35Aを点検し、安全性を確認した。
航空幕僚監部によると、事故調査で不具合が見つかったのはエンジンの燃料配管で、空自のF35には別の部品が使用されている。丸茂吉成航空幕僚長は12日の定例記者会見で、「飛行の安全性への影響はない」と述べた。14日に陸上自衛隊朝霞訓練場(埼玉県)で開かれる観閲式では、予定通り展示飛行する。
事故は9月28日に発生。米南部サウスカロライナ州で、短距離離陸と垂直着陸ができる海兵隊仕様のF35Bが墜落した。調査で不具合の可能性が発覚し、米軍は点検のため国内外全てのF35の運用を一時停止した。日本には米軍岩国基地(山口県)に16機のF35Bが配備されいる。(時事)
(2018/10/12 18:30)