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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/10/19 13:00)
電気自動車メーカーの米テスラが長らく約束してきた3万5000ドル(約392万円)のセダン「モデル3」はまだどこにも見当たらないが、その価格帯に近づきつつある。
テスラは航続距離が約260マイル(約418キロメートル)の中距離バッテリータイプのモデル3の注文受け付けを4万5000ドルの価格で開始した。昨年発売したモデル3のインセンティブやオプションを除いた価格に比べて約4000ドル安い。
テスラはモデル3を一部の購入者に入手しやすくしているものの、航続距離の長いバッテリーを搭載した車種を5万4000ドルに値上げする。この車種は航続距離が310マイルで、加速性能を向上させた。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、中距離用モデル3が米カリフォルニア州では連邦・州政府の税額控除を加味すれば3万5000ドルになるとツイートした。ただ、こうした税額控除を受けられる期間は終わりに近づいている。
テスラは7月に米国内販売台数が20万台に達し、税額控除制度を縮小する基準に達したため、今年の12月31日より後は7500ドルの控除を全額得ることはできなくなり、2019年1-6月期は控除は半減、その後2四半期はさらに半減される。
マスク氏(47)は16年3月にモデル3を大々的に発表し、価格がインセンティブ考慮前で3万5000ドルからになると約束していた。(ブルームバーグ)
Just released lower cost, mid-range Tesla Model 3 & super simple new order page https://t.co/cz0TQn7IOZ
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年10月18日
(2018/10/19 13:00)