[ ICT ]
(2018/10/31 12:00)
米アップルは30日、ニューヨーク市ブルックリンで新製品発表会を行い、ノート型パソコン「MacBook Air(マックブック・エア)」とデスクトップパソコン「Mac mini(マック・ミニ)」の新型を公表した。
アップルはこのほか「iPad Pro(アイパッド・プロ)」の新型も発表した。競合する米アルファベットのグーグルやマイクロソフトが新デバイスを投入する中、アップルは主力の「iPhone(アイフォーン)」以外の製品にも引き続き注力している。
マックブック・エアは昨年、より高速のプロセッサーを搭載したモデルを発表したが、共同創業者の故スティーブ・ジョブズ氏が2010年に現在のデザインを発表して以来、本格的な刷新はなかっ2た。
新マックブック・エアは画面の大きさは従来通り13インチだが、「Retina」ディスプレーを採用しより高画質となっている。プロセッサーの高速化はもちろん、指紋認証によるログイン機能や音質が改良されたスピーカーが搭載されている。薄さは従来モデルより10%スリム化された。販売価格は1199ドル(約13万5280円)から。
2005年に登場したマック・ミニは従来、低コストのデスクトップ型パソコンとして位置付けられ、キーボードやモニターは別売りだ。2014年にプロセッサーが高速化されたが大規模な刷新は2010年以来となる。今回の新マック・ミニはプロユーザー向けに設計されており、値段は799ドルからと、これまでの499ドルから値上がりした。(ブルームバーグ)
(2018/10/31 12:00)