[ 政治・経済 ]

【電子版】空自のF2戦闘機、訓練飛行中に2機が接触 尾翼など破損

(2018/11/2 19:30)

  • 航空自衛隊築城基地(福岡県)所属のF2戦闘機同士の接触事故で、尾翼が破損した機体(2日、同基地、航空幕僚監部提供=時事)

九州西方沖、人的被害なし

 航空自衛隊築城基地(福岡県)所属のF2戦闘機2機が2日午後、九州西方沖で訓練飛行中に接触し、同基地に緊急着陸した。防衛省航空幕僚監部によると、機体の一部が破損したが、操縦者のけがなどほかの被害はないという。空自は詳しい状況を調べている。

 空幕によると、2機のF2は午後2時55分ごろ、同基地を離陸し約200キロメートル西の九州西方沖で戦闘訓練を実施。同3時55分ごろ、互いの機体に異常がないか確認している最中に接触した。機体確認は戦闘機の訓練の際には、毎回行われるという。

  • 接触事故で左主翼下のミサイルランチャーの一部が破損した機体(2日、同基地、航空幕僚監部提供=時事)

 2機の被害はそれぞれ、尾翼と左主翼下のミサイルランチャーの破損や、燃料タンクの擦り傷。破損した一部は洋上に落下したとみられる。ミサイルは搭載しておらず、燃料漏れもなかった。

 空自機の接触事故をめぐっては、2005年に千歳基地(北海道)所属のF15戦闘機2機が戦闘訓練中に接触。14年1月には松島基地(宮城県)所属のブルーインパルス2機が新しい演技の研究中に接触した。いずれも死傷者はなかった。(時事)

(2018/11/2 19:30)

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