[ 政治・経済 ]
(2018/12/3 14:30)
メキシコ大統領に1日就任したロペスオブラドール氏は、ペニャニエト前大統領が2016年以来大統領専用機として使ってきた米ボーイングの787「ドリームライナー」を売却するという選挙公約を実行する。
メキシコのウルスア財務相と政府系開発銀行バノブラスのホルヘ・メンドーサ氏は3日、メキシコ市で記者団に同機の買い手が見つかるまでボーイングが整備するのに最も適したカリフォルニアの施設に向かうことを明らかにした。
ロペスオブラドール氏は2億ドル(約227億円)強の費用がかかった同機について、米大統領専用機のエアフォースワンよりも高価なぜいたく品であり、メキシコ大統領にはふさわしくないと主張してきた。
ウルスア財務相とメンドーサ氏は同機の売却予定価格を明らかにしなかった。同相は政府がそのほかに航空機60機とヘリコプター70機を売却する予定だと述べた。(ブルームバーグ)
(2018/12/3 14:30)