[ トピックス ]
(2018/12/6 05:00)
日刊工業新聞社が8日発売するプレス技術2019年1月号は「塑性加工メーカーの新事業戦略」を特集する。プレス/板金加工、プレス金型メーカーといった塑性加工企業が市場環境の変化に対応した新たな事業開拓への取り組みを紹介する。
新たな受注獲得を目指し、技術の革新や設備投資、他社との連携などに取り組む中堅・中小企業に焦点を当て、国内の塑性加工メーカーが勝ち残るための道筋を探る。解説では塑性加工を取り巻く市場環境の変化や新事業に乗り出すためのノウハウ、海外同業他社の取り組みなどを紹介。
事例として金属加工から炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)など新素材に対象を切り替えた板金加工メーカーや独自に開発した温間成形技術を生かしてプレス加工の強みを違う角度から発揮して新たな需要掘り起こしを図るプレス加工メーカーなどを取り上げる。国内市場での多品種少量変量生産の増加や自動車の軽量化を背景とした難加工材ニーズが高まっている。従来の大量生産を前提にした事業経営は難しく、市場環境に対応した戦略が必要となっている。
(2018/12/6 05:00)