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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/12/8 05:00)
【ニューヨーク=時事】欧米自動車連合フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が、米ミシガン州デトロイトに新たな完成車工場の建設を計画していることが6日、明らかになった。米CNBCテレビなどが伝えた。消費者のセダン離れに対応し、人気の高いスポーツ用多目的車(SUV)を生産するという。
米自動車メーカーでは、ゼネラル・モーターズ(GM)が先月、ミシガン州やオハイオ州などの北米5工場での生産を来年停止すると発表。これを受け、トランプ大統領はツイッターで、GMに対する補助金の打ち切りを検討していると明らかにした。
報道によると、FCAは2012年に閉鎖したエンジン工場を完成車の組立工場に転換。20年から主力の「ジープ」ブランドのSUVを生産するという。
イタリア工場には50億ユーロ投資
【ローマ=AFP時事】欧米自動車連合フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、2019~21年にイタリアの工場に50億ユーロ(57億ドル)を投資する方針を表明した。
マイケル・マンリー新最高経営責任者(CEO)によると、トリノの北西部ミラフィオーリ工場で、FIAT「500」の電気自動車(EV)を製造する。FCAはイタリアで6万5000人の従業員を雇用。投資により、全工場でのフル生産を維持する。
(2018/12/8 05:00)