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[ 科学技術・大学 ]
(2018/12/11 16:00)
【ワシントン=時事】米航空宇宙局(NASA)は10日、1977年に打ち上げられた無人宇宙探査機「ボイジャー2号」が11月5日に、太陽から高速で吹き出る粒子「太陽風」の影響が及ぶ「太陽圏」の外に到達したと発表した。人工物体が太陽圏外に出たのは、2012年の姉妹機「ボイジャー1号」に続き2機目。
NASAによると、ボイジャー2号が搭載するプラズマ観測装置からのデータで、同機周辺に太陽風が吹いておらず、太陽圏外の「恒星間空間」に入ったことが分かった。飛2行距離は、打ち上げから41年間で約180億キロメートルを超えているという。
(2018/12/11 16:00)