[ ICT ]
(2018/12/14 10:30)
米アップルは10億ドル(約1140億円)を投じてテキサス州オースティンの拠点を拡大、新たに1万5000人の職員を受け入れられる規模の新社屋を建設すると発表した。
またカリフォルニア州カルバーシティーやシアトル、サンディエゴに新たな事業拠点を設置し、ピッツバーグとコロラド州ボルダーの拠点を向こう3年で拡張する予定も明らかにした。13日にウェブサイトに掲載した発表文によると、同社はこのほかの米地域でも拡張を検討している。
「当社はこの拡張により、全米でハイテク業界および人材を育むことへのコミットメントを強化する」とアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は発表文で述べた。13日の米株式市場でアップルは一時、前日比2.1%上昇した。
同社によると、オースティンに新設する拠点は研究開発(R&D)や営業、顧客サポート、エンジニアリングなど幅広い目的に対応する。アップルにとってオースティンはすでに、カリフォルニア州クパチーノ本社に次ぐ主要拠点で、約6200人を雇用。ここから約1マイル(1.6キロメートル)と近い立地に新社屋は建設される。(ブルームバーグ)
(2018/12/14 10:30)