[ ICT ]
(2018/12/20 14:00)
【香港ロイター=時事】中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)は18日、サイバーセキュリティー分野を強化するため今後5年間に20億ドルを投じる方針を示した。ファーウェイ製品をめぐっては、セキュリティー上の懸念の高まりから、同社製品を除外する動きが出ている。
ファーウェイは東莞の新社屋で外国メディアも呼んで記者会見を開催。胡厚崑(ケン・フー)輪番会長は、「当社に関するセキュリティー上に懸念や申し立てをするなら証拠を示すべきだ。証拠がない申し立ては受け入れず、反対する」と述べた。
胡氏は、第5世代通信(5G)の法人契約が25件以上となったと明らかにした。11月公表時は22件だった。これまでに1万台以上の5G基地局を出荷したと述べ、今年の売上高が8.7%増加し1000億ドルを超えるとの見通しを示した。
孟晩舟・最高財務責任者(CFO)が逮捕された問題については「正当な決着」を期待していると述べた。
(2018/12/20 14:00)