[ 政治・経済 ]
(2018/12/24 05:00)
警察庁は21日、運転免許証の有効期限表示について、西暦と元号を併記すると発表した。西暦を表記した後に元号をかっこ書きする。
道交法施行規則を改正し、28日に施行される。来年3月以降、システム改修を終えた都道府県から順次、切り替わるという。
同庁は今年8月、外国人の免許保有者が増えていることなどから、免許証の有効期限を西暦表記に変更する改正案を発表。しかし、変更について意見を公募したところ、西暦のみの表記への反対意見が多かったため、見直すことにした。
2万件近く寄せられた意見のうち、「便利さを理由に西暦表記にするのは反対だが、やむを得ず西暦にする場合は元号を原則として西暦を併記すべきだ」が約1万5000件、「西暦表記に反対」が約4000件だった。
一方、免許証の写真について、帽子の着用を原則認めないとした施行規則も改正。医療上の理由がある場合、顔の輪郭が識別できる範囲内で、頭部を布などで覆う医療用の帽子の着用を認める。(時事)
(2018/12/24 05:00)