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[ 商社・流通・サービス ]
(2019/1/16 05:00)
【ロイター時事】米政府機関の一部閉鎖を受け、新型機や新路線に関する米連邦航空局(FAA)の認可が保留され、航空各社の商業的な運航開始に遅れが生じそうだ。
FAAは閉鎖期間中にできることは限られるとした上で、安全上重要な機能の維持を目指したリスク評価に基づき、組織的な資源を配置すると強調した。
FAA報道官は、「われわれは、既存の運航と航空機の安全に関する高水準のシステムを維持することに重点を置いている」と指摘した。
このことは、米航空各社の新路線の運航や、新たなに納入された機体の就航が影響を受けることを意味している。新たな航空機は各地の検査当局により認可される必要がある。
米サウスウエスト航空は14日、新路線の認可プロセスを管理するFAAのグループが自宅待機となったため、ハワイ路線の就航計画を一時停止すると発表した。
また米航空最大手アメリカン航空は、ボーイングの新型旅客機「MAX8」2機が納入されたが、FAAの認可待ちの状態になっていると明かした。アメリカンは運航の遅延といった影響は目下予想していないとの見方を示した。
(2019/1/16 05:00)