[ ICT ]
(2019/1/20 05:00)
【ハノイ=時事】米アップルはこのほど、ベトナム最大の都市ホーチミン市での販売責任者を募集する求人案内をホームページに掲載した。地元では、アップルの直営店「アップルストア」の開設準備との見方が広がっている。実現すれば、東南アジアではシンガポール、タイに次ぎ3カ国目となる。
オンラインメディア・ベトナムファイナンスは18日、アップルがベトナムとインドネシアで直営店を開くことを検討していると伝えた。
東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国で3位の約9400万人の人口を抱え、経済成長が著しいベトナムでは、消費市場の拡大が確実視されている。若年層を中心にインターネットの利用が盛んな上、スマートフォンの普及も急速に進む同国をアップルも軽視できないとみられる。
ベトナムメディアによれば、同国におけるアップル製品の累計売上高は約10億ドル(約1090億円)。iPhone(アイフォーン)が7割を占めるという。
(2019/1/20 05:00)