[ 自動車・輸送機 ]

【電子版】米ボーイング、完全自動操縦の「空飛ぶ車」 試験飛行に成功

(2019/1/24 08:30)

  • 試験飛行に成功した米ボーイングの「空飛ぶ車」試作機(1月22日、バージニア州マナサス=同社提供)

  • 機体は全長9.14m、幅8.53m。電動垂直離着陸機(eVTOL)タイプで航続距離は約80km(1月22日、バージニア州マナサス=同社提供)

  • 今後のテストは垂直離着陸から水平飛行を中心とした実践フェーズに移行するという(1月22日、バージニア州マナサス=同社提供)

 米航空機メーカーのボーイングは22日、自動操縦で飛行する「空飛ぶ車」試作機の初の試験飛行を完了した。同社などが目指す都市交通の革命的な未来像をのぞかせた。

 ボーイングの23日の発表資料によれば、試作機はバージニア州マナサスで行われた試験飛行で、離陸後にホバリング(空中停止)し、着陸した。電動の同機は完全自動操縦で最大50マイル(約80キロメートル)飛行するという。

 ボーイングと欧州エアバスなどは、航空産業に新たな波紋を巻き起こす可能性がある空飛ぶ車と貨物輸送ドローンで主導権争いを演じている。ボーイングは2017年、オーロラ・フライト・サイエンシズを買収した。オーロラ・フライトはウーバー・テクノロジーズと共同開発中の「空飛ぶタクシー」などのプロジェクトを手掛けている。(ブルームバーグ)

(2019/1/24 08:30)

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