[ ICT ]
(2019/1/31 12:00)
米アップルのビデオ通話アプリ「フェイスタイム」に、通話相手が着信への応答・拒否を決める前に相手の音声が聞こえるというバグ(不具合)が見つかった問題で、米ニューヨーク州当局が調査に乗り出した。
同州のジェームズ司法長官とクオモ知事のオフィスは、アップルがこの不具合について消費者への警告を怠り、対応も遅かったとして、共同で調査している。
ジェームズ長官は30日の発表資料で、「このフェイスタイムの違反行為は、アップルとその製品を長く信頼してきた多くのニューヨーカーの安全とプライバシーを深刻に脅かすものだ」と指摘した。アップル広報部にコメントを求めたが、これまでに返答はない。
アップルは28日、遠隔操作でフェイスタイムのグループ通話機能を無効化。また週内に問題を解決するソフトウエアアップデートを提供するとした。(ブルームバーグ)
(2019/1/31 12:00)