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[ エレクトロニクス ]
(2019/2/1 16:00)
【シリコンバレー=時事】携帯電話向け半導体大手の米クアルコムが30日発表した2018年10-12月期決算は、売上高が前年同期比19.8%減の48億4200万ドル(約5300億円)、純損益が10億6800万ドルの黒字(前年同期は59億8300万ドルの赤字)だった。
アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新モデルでクアルコム製の半導体が採用されなかった影響で大幅な減収。ただ、特許紛争を抱えていた中国・華為技術(ファーウェイ)との暫定合意に基づき、同社からのライセンス使用料の一部として1億5000万ドルを計上した。
前年同期は米税制改革に伴う一時費用の計上などで大幅赤字だったが、この影響が剥落して黒字を確保した。実質1株利益は、1.20ドルと市場予想平均(リフィニティブ調べ)の1.09ドルを上回った。19年1-3月期の売上高は、44億-52億ドルを見込む。
(2019/2/1 16:00)