[ その他 ]
(2019/2/7 05:00)
日刊工業新聞社が8日発売するプレス技術3月号では「進化するプレス成形シミュレーション」を特集する。コンピューター利用解析(CAE)を活用したプレス成形の高度化とCAE導入を促進するための取り組みを紹介する。
自動車分野を中心に採用が増えている高張力鋼板(ハイテン)や炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)といった難加工材への適用と精度向上への取り組みを解説する。さらにCAEベンダーによる最新ツールの機能と先進的な解析事例なども合わせて披露する。
プレス加工におけるCAEは自動車関連メーカーなど大手企業を中心に普及が進み、多くの中堅・中小のプレス加工企業でも導入が行われている。
複雑な絞りを伴う金型の製作やハイテンの加工といった高度な技術を要する分野では職人の勘に頼った技術だけでは対処しきれず、CAEによる解析やそれらを使った技術の平準化を進めることは不可欠になっている。特に自動車の軽量化を背景に難加工材の需要が増えており、プレス製品の高品位化に向けて精度向上への要求も高まっている。
(2019/2/7 05:00)