【電子版】テスラ、全米で「モデル3」値下げ 今年2度目、実質3万5000ドルに

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  テスラの「モデル3」。テスラは1月初旬にも全車種で2000ドルの値下げを発表している（18年9月、カリフォルニア州マリナ・デル・レイ＝ブルームバーグ）

【ロイター時事】米電気自動車（EV）大手テスラは6日、顧客に特典を付与する「紹介プログラム」の終了に伴い、普及価格帯のセダン「モデル3」の販売価格を1100ドル（約12万円）引き下げると発表した。

　同車種の値下げは今年2度目で、最低販売価格は4万2900ドルからとなる。

　イーロン・マスク最高経営責任者（CEO）はツイッターで、米政府のEV向け税控除やガソリン代が不要なことを考慮すると約8000ドルの節約になるため、実質的なコストは約3万5000ドルだと説明。税控除なしで販売価格を3万5000ドルに下げる時期をツイッター利用者から問われ、「値下げのためにできることは全てやっている。極めて難しい仕事だ」と答えた。

　テスラは顧客向けの紹介プログラムを「車両価格にコストが上乗せされる」（マスクCEO）として2月1日に終了した。