[ ロボット ]
(2019/3/9 08:00)
政府は8日の閣議で、飛行ロボット(ドローン)の安全対策強化を柱とする航空法改正案を決定した。飲酒時の操縦禁止や飛行前の点検の順守などを盛り込んだ。飲酒して正常に操縦できない恐れがある状態でドローンを飛ばした場合、1年以下の懲役か30万円以下の罰金を科す。
改正案は重量200グラム以上のドローンが対象。事故の発生後、国土交通省が現場の状況や具体的な操作方法について、操縦者からの聞き取りと立ち入り検査ができる制度を創設した。
このほか、三菱重工業グループによる国産小型ジェット旅客機「MRJ」の2020年半ばの納入を念頭に、製造企業が機体の不具合に関する情報を収集、国交省に報告する制度を設ける。(時事)
(2019/3/9 08:00)