[ ICT ]
(2019/3/12 13:00)
米アップルは11日、今月25日にイベントを開催すると発表した。独自のビデオサービスと新しいプレミアム雑誌購読プランを明らかにする見通しだ。
イベントはカリフォルニア州クパチーノの本社のスティーブ・ジョブズ・シアターで開催する予定。招待状には「It’s show time(ショーが始まる時間だ)」というキャッチフレーズが記されている。
アップルのビデオサービスは、ネットフリックスやアマゾン・ドット・コムのサービスに対抗するもので、同社が開発や資金援助したテレビ番組や映画とStarzなどのプロバイダーのコンテンツの購読を組み合わせるものになると、ブルームバーグ・ニュースは先月 報じた。
消費者の間でスマートフォンの買い換えを先送りする動きが広がる中、アップルではサービス部門が 収入を伸ばし、重要性を増しつつあり、新サービスも同部門に貢献することになる。同社によると、アップルのサービス事業は2021年までに年間500億ドル(約5兆5600億円)をもたらすペースだという。
雑誌購読サービスは、既存のニュースアプリ「アップル・ニュース」の有料版として組み込まれる。「iPhone(アイフォーン)」と「iPad(アイパッド)」向け基本ソフトの最新版「iOS 12.2」の一部として導入する。(ブルームバーグ)
(2019/3/12 13:00)